化粧水の売り上げランキングから見えること

通販サイトなどで売れ行きの好調な化粧水ランキングや、コスメサイトの人気化粧水のランキングなどを定期的に観測してみると、化粧水の人気にも一定の流行があることがわかります。

これらの人気の種類を大きく分けると、紫外線対策やホワイトニングなど、肌の色に対する流行と、保水対策など肌の質感に対する世間の興味の変遷、そして、薬用成分などの人気の移り変わりが反映されています。

例えば、90年代のように日焼けした肌が受けていた時代には、現在のような美白効果に対するニーズはそれほど高くありませんでした。

しかし、現在では化粧水のホワイトニング効果は半ば必須のものとして求められています。

このように、時代の流行によって、化粧水の機能に求められるものも大きく変わって来ています。

肌年齢という考え方も、現在では広く受け入れられており、年齢に応じて肌の機能回復を補うようなさまざまな有効成分に対して、興味が高まっています。

昔は単に肌の保水を促す程度の役割しか期待されていなかった化粧水ですが、現在ではさまざまな薬用成分など、より複雑で高度な機能性を求められています。

そのため、さまざまな薬用成分が次々に投入されています。

古くはビタミン入の化粧水が人気を博し、最近ではコラーゲンやプラセンタなど、より高機能な薬効をうたった成分が次々と商品化されています。

この結果、肌の保水という本来の機能に関しては最早当たり前のこととなっており、それだけでは差別化が出来なくなってきたため、より多くの付加価値を商品に追加するべく、さらなる研究開発が進むという循環が起きています。

これは消費者にとっては歓迎されるべき状況ですが、企業側からすると、基礎化粧品である化粧水にもより多くの価値を求められるため、一層の企業努力が必要となり、なかなか大変な状況と言えるかもしれません。

顧客の立場で商品を選ぶ場合には、信頼出来るランキングデータもさらに強く求められるようになってきています。